ニキビの場所で身体の不調がわかる

投稿日:2017.06.27

ニキビをを気にする女性 ニキビが出来る原因は過剰な皮脂や毛穴の汚れなど、皮膚表面のトラブルだけではなく、身体の不調が原因で発生する場合もあります。
そういったニキビは、清潔さの維持や塗り薬だけでは治まらず、いったん治っても、近くの場所に同じようなニキビがたびたび発生してしまいます。特にあごや口の周りなど、決まった場所に頻発する場合は、身体の不調や特定の疾患が関わっていることも考えられますので、ただのしつこい大人ニキビと軽視しないことが大事です。

大人ニキビは、特に東洋医学においては、身体の不調が原因となって皮膚から熱を発散させることができなくなり、ターンオーバーが上手く行かなくなるうえ、皮膚本来のバリア機能が衰えることから炎症が起こりやすくなることで発生すると考えられています。
そのため、外側からの治療よりも、身体の内側に隠れている原因を突き止めて、それを治癒させることでニキビが出来るのを防ぎ、発生を繰り返さないようにして行きます。
ニキビが出来る場所と体の不調の関連としては、額に出来るニキビは、精神的なストレスとそれによって生じるホルモンバランスの乱れが原因となって皮脂の分泌が活発化、Tゾーンで起こりやすいアクネ菌の増殖が盛んになって発生すると言われます。
同じTゾーンの鼻に出来るニキビは、食べ過ぎや便秘が原因で発生し、熱がこもって化膿しやすいのが特徴です。

典型的な大人ニキビと言われ、最も頻発しやすく、目立つ部位に何度も繰り返し発生することでストレスの原因にもなりやすいのが、あごニキビです。
皮脂の分泌が比較的少ない部位であることから、思春期のニキビはあまり発生しないのですが、冷え性などが原因の巡りの悪さからホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌が過剰になることで頻発しやすくなります。
東洋医学では、あごは生殖器や泌尿器のトラブルが反映しやすい場所とされ、漢方医によっては、あごニキビを見ただけでその人の体質や生理不順で悩んでいることを言い当てます。

あごニキビが出来る人の特徴

あごニキビが出来る人の特徴は、女性の場合、極度の冷え性で生理不順の悩みを抱えており、肝臓の機能が低下していることも多いとされています。
冷え性によって全身の血液やリンパ液の流れが悪くなると、自律神経に乱れが生じ、それがホルモンのバランスを崩して、女性ホルモンの一つであるプロゲステロンこと黄体ホルモンが、皮脂の分泌を活発にします。
冷え性から来る全身の巡りの悪さは、自律神経の働きを衰えさせることで代謝機能も低下させます。代謝が悪くなると体内の老廃物を排出する力が弱まってしまい、それらが蓄積します。
まさに、ターンオーバーが上手く行かなくなる状態となりますが、老廃物は重力によって低いところを目指し、そこで滞留してしまいます。その場所こそがあごということになります。
あごに溜まった老廃物にアクネ菌が増殖し、化膿しやすいあごニキビとして表面に出て来てしまいます。

あごニキビを頻発させやすい自律神経トラブルやホルモンバランスの乱れは、ストレスがおおいに関わっていると言われています。
女性ホルモンのバランスは特に、ストレスの影響を大きく受けやすいと言われていますので、なるべくストレスを溜め込まないよう、効果的なストレス解消法を見つけてこまめに発散することが大事と言われています。
睡眠不足や不規則な食生活、喫煙や飲酒なども、女性ホルモンのバランスを乱す大きな原因とされます。
ストレスを溜めないようにと心掛けても、人によってはそれがプレッシャーとなり、かえってストレスの原因となることがあります。
全身の巡りの悪さから来るホルモンバランスの乱れは、それを解消に導くための漢方薬やサプリメントがありますので、そういった製品の助けを借りるという方法もあります。あごニキビに関しては、内側からのアプローチのほうが、より有効に働くと言われています。