日焼け止めで肌荒れしたときの対処法

投稿日:2018.02.18

日焼け止めを使用していて肌荒れが発生した場合、対処法としてまずは速やかに、その使用を中止することが必要です。そのまま使い続けると肌荒れが深刻なトラブルに発展し、かゆみや炎症などが出てくる恐れもあるためです。
そしてそのまま日焼け止めをつけたままだと、成分に対しての反応を止めることはできないままですから、可能であれば塗った日焼け止めを洗い流してしまうのも方法のひとつです。その後、しっかりと保湿します。
ただしこの際には、刺激の強い化粧水などの使用は避けることが求められます。もしそれでも肌荒れだけでなくかゆみなどがあると言う場合は、医療機関に相談した方が安心です。

ではどうして日焼け止めで肌荒れが起きてしまうのかと言うと、その原因は様々あります。たとえばSPFやPAの値が高すぎて負担がかかり過ぎていると言うことです。
一般的には、このふたつの値が高い日焼け止めは、どうしても負担がかかりやすい傾向にあるとされています。そのため、人によってはそれらを使い続けることで肌荒れが出てきてしまうこともあります。
それから紫外線吸収剤が使用されている日焼け止めも、負担がかかりやすいとされています。紫外線吸収剤は、紫外線を一度、吸収したうえで熱エネルギーに変え放出すると言う性質を持った成分です。
そのため非常に紫外線防御力は強いのですが、紫外線を吸収し熱エネルギーに変換、そして放出すると言う流れを実現させるためには、非常に多くの化学成分が利用されています。よってどうしても負担がかかりやすいと言うことができます。
ですから紫外線吸収剤が使用されている日焼け止めを使用していて肌荒れが起きた場合には、紫外線吸収剤が使用されていない日焼け止めに切り替えると言うのも対処法です。
ただ化学成分の代わりに酸化鉄や酸化チタンと言った、ミネラルが使用されたノンケミカルの紫外線攪乱剤配合日焼け止めも、金属に対してアレルギーを持っている人の場合は、肌荒れの発生につながる可能性もあるので注意が求められます。
更に最近では、べたつきを少なくし爽快感を得られることができるように、アルコールやエタノールが含まれている日焼け止めもあります。これも人によってはそれらの成分に反応してしまい、肌荒れが引き起こされることもあるので注意が必要です。

日焼け止めのSPFとPAって何?

日焼け止めを選択、利用する上で知っておくべきなのがSPFとPAです。まずSPFですが、こちらは紫外線B波に対しての防御力の強さを示しており、具体的にはこれはその日焼け止めを使用することで、日焼け開始までの時間をどれくらい遅らせることができるのかと言うことをあらわしています。
一般的な人の場合、日焼け止めを使用しなかった場合にはだいたい20分程度で、紫外線B波によって日焼けが始まってしまうと言われています。
そこでもしSPF30と記載された日焼け止めを使用した場合には、その開始を30倍、遅らせることができると言うことです。つまり20分の30倍で600分、10時間は延長できると理解できます。
ただし日焼けが開始されてしまう時間の長さと言うのは、個人差があります。たとえば赤ちゃんなど、また紫外線に対しての防御力が弱い人の場合は10分程度で始まってしまう可能性もあり、その場合にはSPF30でも、300分、5時間と言うふうになってしまうので注意が必要です。

次にPAですが、こちらは紫外線A波に対しての防御力の強さを示しています。紫外線A波は、波長が長く体の内部に深刻なダメージを与えることもあるとされています。
ですからPAの後に続く+のマークは、多ければ多いほど、紫外線A波に対しての防御力が強いことをあらわしています。
PA+の場合は効果があると言う内容であるのに対し、PA++++になると、極めて高い効果があると言う内容です。
紫外線A波の特徴は、日差しが強い夏場は勿論のこと、そうではない季節でも、年間を通じて、そこそこの量、降り注いでいると言う点です。更にその波長の長さゆえ、窓を通過して室内に到達することもあります。
そのためできればPA値は高めのものを選んでおくのが安心です。
ただ先にも述べたとおり、一般的にはSPFとPAが高い日焼け止めは、負担がかかりやすい傾向にあります。
そのためSPFとPA値がバラバラな日焼け止めを用意しておき、季節やライフスタイルに合わせて使い分ける方法をとるようにすると、負担を軽減した状態で上手に紫外線対策を行うことができます。